■ 生方議員への批判がブログで沸騰!
2010年03月23日(火)
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| 民主党叩きが勢いを増す中で小沢批判の急先鋒、生方幸夫議員の発言が大きな話題を読んでいる。一方、生方氏に対して植草一秀氏や山崎行太郎氏らが自身のブログで批判している。マスメディアが触れないだけに、これは注目に値する。
★ 以下,植草氏のブログ(3月21日)から引用。
党の結束を乱し、副幹事長としての職務に問題があって解任されるなら、責任は生方氏にあるとするのが順当な評価である。
マスゴミは強権発動だと非難するが、そのマスゴミは、2005年9月の総選挙に際して、小泉元首相がとった行動をどう論評したのか。
小泉元首相は郵政民営化に反対の意見を表明した議員を自民党から追放し、さらに、総選挙に際してこれらの議員を落選させるための刺客を送り込んだのである。
自民党は小泉元首相の独裁政党ではなかったはずだ。自民党は郵政民営化推進の旗の下に結党された政党でもない。自民党議員のなかに郵政民営化に反対の議員が存在しても何の不思議もない。
小泉元首相は自民党部会で郵政民営化法案が承認されるように委員を差し替え、これまで全会一致で決定してきた総務会決定を多数決に変更して郵政民営化を強行した。そのうえで、郵政民営化に反対する議員を追放し、刺客を放ったのである。
このときの小泉政治を「独裁的」、「非民主的」と批判しなかったメディア人が、今回の問題について、「独裁的」、「非民主的」と非難するから、化けの皮がすぐに剥がれるのである。テレビで解任を激しく非難する田勢康弘氏の厚顔無恥ぶりにあきれ返る。
生方幸夫氏は元読売新聞記者であり、この読売グループが社をあげて、鳩山政権攻撃を展開していることを踏まえれば、生方氏と読売との間には、現在も関係が存続していると見るのが順当だろう。
(引用、ここまで)
山崎行太郎氏のブログ(3月21日)から引用。
子供だましの「言論の自由」や「党内民主主義」を売り文句に、マスコミと連動して「小沢一郎潰し」「民主党政権潰し」に躍起になっているピエロ・生方幸夫が、高嶋筆頭幹事長との「辞任勧告」「解任決議」をめぐる押し問答の一部始終を、テープレコーダーを密かに会談現場に持ち込んだ上で録画し、そのテープをテレビ局などに持ち込み、会談内容の詳細を暴露したらしいことが、当ブログのコメント欄への投稿(「真の」氏)でわかった。確信犯であるらしい生方幸夫が、マスコミに向かって「言論の自由」や「党内民主主義」を騙るのは笑止である。生方が、民主党の組織攪乱を画策し、民主党政権破壊を画策する反党分子であることは間違いない。民主党は、即刻、生方幸夫を、「党籍剥奪」「除名処分」にすべし。ちなみに、テレビ局や新聞は、生方が密かに録画した「テープ」を持ちこんだという事実を伏せて報道しているらしい。 (引用、ここまで) ★フジテレビ「新報道2001」3月21日(日)放送では自民党の石破議員は押し問答の録音テープがテレビで公開されたことに対して「理解できない」と発言。つまり、生方議員がマスメディアにテープを持ち込んだとしたらルール違反だ、ということだ。
*************************************************************************** 小沢幹事長と生方議員が23日国会内で会談し「副幹事長続投」で合意に至ったという。解任すると「言論封殺だ」と内外から批判を受け、参院選に影響が出ると小沢氏は踏んだのだろうが当の生方氏は一度あげた拳の降ろしどころが「副幹事長続投」ではちょっと節操がなさすぎやしないか。抵抗しているように見えても所詮この程度なのだ。生方氏にあだ名を提供しよう。「腰抜け勇み足男」と。
ところで、生方批判の急先鋒、植草一秀氏が23日のブログで党内の「対米隷属派」、とくに渡部恒三議員を厳しく批判している。一部引用する。
(以下、引用) 2010年3月23日 (火) 植草一秀の『知られざる真実』 生方副幹事長問題を解決した小沢幹事長の凄腕
小沢―鳩山−菅の民主党トロイカ体制は、これまでの対米隷属外交から脱却する恐れを多分に有している。このことが、このトロイカ体制に対する米国の執拗な攻撃の基本背景であると考えられる。
民主党内部には前原誠司氏、岡田克也氏、長島昭久氏など、対米隷属派に分類できる議員が多数存在する。民主党の実権が現在のトロイカから対米隷属派に移行すれば、米国の目的は達せられると言ってよいだろう。
民主党の渡部恒三議員は、かつて竹下派七奉行の一人として、小沢一郎氏と同列であったのに、政治家としての実績において、小沢一郎氏にすっかり水をあけられて、嫉妬と怨嗟の気持ちだけが凝り固まり、同時に自民党別働隊としての役割を親子で担っているのだろう。しかし、醜悪な姿を晒せば晒すほどに、ますます晩節を汚すことを悟るべきである。
(引用、ここまで)
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