本音のコラム

■ 弱冠33歳の横須賀市長誕生に民主党は反省せよ! 2009年06月29日(月) 
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 またまた30代の市長が誕生した。小泉元首相のお膝元の横須賀市にである。実弟で秘書の小泉正也氏は現職候補の敗北の原因を次のように分析している。
「中央の政治情勢と、千葉での若い市長の当選というダブルの波を受けている。小泉純一郎が応援に来た告示日の集会を、いっぱいにできなかった。純一郎の神通力も落ちたのかな」。
 そう、その通り小泉純一郎は過去の人なのだ。
敗れた現職の蒲谷亮一氏は「私の考えが市民に浸透しなかったのが敗因。」と語る。果たしてそうだろうか。現職という有利な立場でありながら市民に浸透しなかったのは実績にあぐらをかいていたからではないのか。まさか33歳の若造に負けるわけがない、といった慢心があったのではないのか。
 今回当選した吉田雄人氏は出馬表明の際にこう語っている。
「横須賀市は横山、沢田、蒲谷と官僚出身の市長が36年間も続いたことで、教育・福祉サービスが削られ、自然環境も損なわれた。出来たのは後世に残すハコモノや借金ばかり」と手厳しく批判する。
 吉田氏がなぜ勝利したのか。64歳の現職よりただ若いからだろうか。いや、決してそんなことはない。彼の選挙マニフェストを読めば市民の心を掴むものが列記されていることに気づく。
 自転車で遊説する写真と「やれば出来る!吉田雄人の改革マニフェスト チェンジ!」と大書きされた表紙に勇ましく「脱官僚宣言!」とある。そして「労働組合や業界団体、あるいは政党などの支援は一切ありません。みなさんとともにある新しい横須賀に変えていきましょう!」と呼びかけている。
 民主党は自民党とともに落選した現職市長の蒲谷氏を支持した。これは吉田氏が指摘するように労働組合がらみだ。事もあろうに小泉純一郎のお膝元である自民党支部と共闘したのである。民主党支持者からみれば「一体、どーなってんの?」であろう。
 自民党色の強い候補が落選したからといって民主党は手放しで喜んではいられないはずだ。7月5日に開票される静岡県知事選をはじめ都議選の趨勢が気になるが、確実に言えることは有権者の政党離れである。
 当選直後の吉田新市長のコメントである。
「今、希望という種を植える作業を終えた。横須賀を変えるのは小泉元首相や国の政党ではなく、市民一人一人。この流れを一過性のものにしたくない。横須賀の新しい歴史が今日から始まる」。
 私は吉田市長にエールを送りたい。


★写真 神奈川新聞


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