■ 8000万円損失の責任は誰がとる?
2008年06月15日(日)
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ブラジル移民100周年記念硬貨の発行が著作権上の問題で急きょ作り直しとなった。すでに完成している480万枚は廃棄せざるを得なくなった。損害は8000万円の損失だという。 問題の図柄は「日本移民ブラジル上陸記念碑」をもとにしたもので著作権を有するとする「ブラジル日本都道府県人会連合会」の承認を得ていたが、碑の彫刻家の許諾は得ていなかった。テレビの取材に応えたブラジル人女性彫刻家は「ひと言、連絡してくれれば快く使用を認めたのですが…」と語った。どうやら感情的なもつれがあったようだ。連合会が誠意ある対応をしていれば、スムーズに話が進んだ野かも知れない。それにしても8000万円とはバカにできない。これは全て我々、日本国民の税金だから。新しい図柄は移民船「笠戸丸」に決まり6月18日に発行される。
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