本音のコラム

■ ゴアはインチキだ 2007年02月28日(水) 
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 米前副大統領のアル・ゴア氏(58)が出演、地球温暖化の危険を訴えた「不都合な真実」がアカデミー賞授賞式で、長編ドキュメンタリー賞を獲得した。部隊にあがったゴアが「一瞬、大統領に選ばれたアル・ゴアです」とジョークをかまし満場の爆笑を誘った。受賞スピーチではまじめな表情で「コレ(環境問題)は政治問題ではなくモラルの問題だ」などと訴えた。しかし、ゴアの一連の環境問題についての言動に手放しで賛同していいものか大いに疑問がある、と言わざるを得ない。せっかくの受賞にケチをつけるようだがここは冷静にゴアを観察したほうがいい。
 私はアメリカの砂糖業界が健康を害する食品を製造販売する元凶ではないか、という問題について調べていたところゴアが砂糖業界と癒着していることを発見した。ライブドアのブログ「NewsでNonfixな日々」(2006.1.17)
http://blog.livedoor.jp/soliton_xyz/archives/50257877.htmlの一部を引用させていただく。
(引用、ここから)
サトウキビ農場が広がる砂糖産業の本拠地、フロリダ州エバーグレイズ(Everglades)は鳥やワニも生息する大湿地帯だが、その大部分は砂糖大手三社が所有し、水はタダ同然の使い放題、工場排水は垂れ流しで環境に深刻な影響を与えている。
クリントン政権当時、有害物質に汚染されたエバーグレイズを浄化するため、ゴア副大統領は砂糖1ポンドに付き1セントを砂糖業界が負担するという新たな課税を提案したが、砂糖最大手フロリダ・クリスタルズ社を所有する亡命キューバ人のファンフル一族の一人、民主党を担当するアルフォンソが直接クリントン大統領に電話すると課税は撤回された。
(引用、ここまで)
いかがだろうか?これでゴアという男の本性の一部が垣間見えたと思うがさらに本質に迫る批判がある。ぜひ一読いただきたい。
 ウェブサイト「オルタナティブ通信」がゴア自身の「不都合な真実」に言及している。少し長いが引用させていただく。
(引用、ここから)
1. ユーゴスラビア紛争において空爆を実行し、セルビア人を始め多数の人間を虐殺した米国、その空爆にゴーサインを出したのがゴアである。
2. クリントン大統領がモニカ・ルインスキーとの不倫で非難されていた時に、世論の注意を誤魔化すためイラクにトマホーク・ミサイルを撃ち込み、罪の無いイラク人を虐殺したのがゴアである。環境保護等の人道主義に目覚めた?はずのゴアはイラク、ボスニアで自分が殺した人々に謝罪も賠償も救済活動も行っていない。
3. オクシデンタル石油(反メジャー)の経営者として、長年地球温暖化を大々的に推進してきたのがゴアである。
4. ゴアは2代目議員であり、先代のゴアは米国上院、下院原子力発電開発委員会の中心メンバーとして、核兵器開発と原子力発電を強力に推進してきた。その時も、ゴア議員は火力発電による地球温暖化防止のために、原子力発電を推進すべきだとキャンペーンを行った。オクシデンタルは、ロシアでウラン鉱山開発も手がけている。
5. 現在、原油価格が急騰し、火力発電は採算が合わなくなり、米国では原子力発電所建設ラッシュである。地球温暖化問題のクローズアップは原子力発電・ウラン業界には販売促進活動となる。
6. ルインスキー事件で、民主党クリントン、ゴアを政権から追い出した共和党のオイル・メジャーに対し、クリントン・ゴア政権は「ルインスキーとは不適切な関係」であったと謝罪させられた。
現在の石油=地球温暖化のキャンペーンでは、ルインスキーとの「不適切な関係」を暴露したオイル・メジャーへの反撃として、「不都合な真実」という表現が反撃として用いられている。
7. 次期大統領選挙では民主党ヒラリー・クリントンが優勢であり、共和党への反撃のチャンスが民主党に巡ってきた。
8. 民主党の有力シンクタンクであるワールドウォッチ研究所は、環境保護問題を専門とするシンクタンクであり、民主党の選挙キャンペーンとしてしばしば環境保護問題を宣伝に使う。
9. ゴアの活動資金は、国際鉱物資源マフィア=暴力団のマーク・リッチから出ている。リッチは石油もウランも、太陽光発電装置や風力発電装置に使用するレアメタルも販売している。
生産がピークに達した石油は利益源としては限界であり、原発や環境エネルギー開発に国際鉱物資源マフィア=暴力団は利益源を求め始めている。
リッチはチェイニーの資金源でもあり、民主党も共和党も「同じ穴のムジナ」である。
10. 戦車等の軍事製品は金属の塊であり、その生産には莫大な石油を使う。またエネルギー消費の圧倒的部分を占める工業用エネルギーの使用削減には、金属(その精錬に莫大な石油を使う)の塊である自動車の生産等の停止あるいは大幅削減が必要であり、また軍事生産の全面停止が必要であるが、ゴアにはそうした根本的解決策の提示が無い。そのような政策提案をもし行えば、ゴアは米国の軍産複合体に即座に暗殺されるであろう。環境問題は家庭でのリサイクル等の次元では解決しない。ゴアはインチキである。(2007年01月28日)

(引用、ここまで)
★「オルタナティブ通信」http://alternativereport.seesaa.net/archives/200701-1.html

★マーク・リッチとはいかなる人物か?

マーク・リッチ(Marc Rich 1934年12月18日 - )はベルギー生まれのアメリカの相場師(現在スイス在住)。
ベルギーのアントワープにてユダヤ人の家庭に生まれる。生まれた時の名前は Marc David Reich。1942年にナチを避けて一家で渡米。ニューヨーク大学に学ぶ。商品取引で成功し、巨億の富を築き上げたが、パートナーのピンカス・グリーンともども違法行為(脱税やイランとの不正な石油取引)について検察から捜査を受け、1983年にスイスへ逃亡。1984年に欠席裁判で有罪判決を受け、永らくFBIに指名手配されていたが、2001年、任期終了数時間前のクリントン大統領から赦免を獲得。これに先立って、リッチの元の妻が民主党に総額100万ドル以上の献金をおこなっていたため、「金で赦免を買ったのではないか」と物議をかもした。クリントンの決定の裏側には、イスラエル政府からの嘆願や、リッチが献金していた名誉毀損防止同盟からの圧力も存在したと伝えられている。
リッチは赦免を獲得するや否や、石油・食料交換計画のスキャンダルに絡む事業でサダム・フセインと協力を始めた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/

 「不都合な真実の『不都合』」と題してゴアのドキュメンタリー映画を批判する人がいる。ウェブサイトやメルマガなどで国際問題を分析し発進している田中宇氏がその人。彼は温暖化のカラクリを解説してみせる。
(引用、ここから)
「 映画『不都合な真実』にはいくつかの過剰な、古いデータが引用されている。そんなことを指摘しているジャーナリストの記事を紹介しよう。温暖化を警告するのは大切だと思う。しかし、都合の良いデータだけを集めて伝えるのはどうかと思う。温暖化はしていると思うが様々な観点から見る目も必要です。ちなみに北極は融けているが南極は氷が増えているという観測データもあるとか。映像というのは誇張された部分だけをつなぎあわせるとショッキングなものになる。つまり演出しやすいものなのだ」
(引用、ここまで)
(田中宇の国際ニュース解説http://www.tanakanews.com/
最終更新日 2007年02月21日

 さてさて、「不都合な真実」のカラクリ、お解りいただけただろうか?


■ 「STOP花粉」ポスターについての回答 2007年02月26日(月) 
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「STOP花粉」ポスターについての私の質問に対して東京都からメールにて回答が届いた。
(回答は下記の通り)

日ごろ、都政のご支援ご協力を賜りましてありがとうございます。
先日の「STOP花粉」ポスターのメールについてご解答させていただきます。

1.印刷枚数  52,000枚

2.印刷費用 227万円

3.掲載場所 東京都及び区市町村の公共施設並びに町会掲示板等

4.掲載期間 花粉対策事業が広く都民に周知するまでできるだけ長く掲示をお願いしています。

5.都のホームページの掲載場所   都のホームページには現時点では掲載しておりません。

6.入手方法 東京都の花粉症対策事業を広く都民の皆さんに知っていただくため、このポスターを作成しました。
        
この事業のPRにご協力いただける企業、団体を対象にポスタ
ーをお配りしております。つきましては、個人を対象としておりませんの
でご理解をいただきたいと存じます。

7.目的    行政目的で作成し、東京都の花粉対策事業を広く都民の皆さんや企業に周知し、ご理解とご協力を得るためのものです。


なお、今後この件についてお問い合わせがございましたら、産業労働局農林水産部森林課までお願いいたします。


               担当   5320−4655  駒、長谷川
                               2007.2.26
(回答、ここまで)

★ 「東京都の花粉対策事業を広く都民の皆さんや企業に周知し、ご理解とご協力を得るためのものです」と「都のホームページには現時点では掲載しておりません」とは整合性がない。広く都民に周知したいのなら当然、ホームページに告知すべきだと思う。この素朴な疑問に都はまったく答えていない。
★さらに「入手方法」には「この事業のPRにご協力いただける企業、団体を対象にポスターをお配りしております」とある。協力いただける企業とか団体とは具体的にどこなのか知りたいところだ。
★ すでに配布してしまったものの回収をしない理由は多分手間と費用がかかるからだろう。匡ホームページは手間も費用もかからないから即刻削除したのだと思う。削除した理由は恐らく批判が高まったからであろう。
★ 「花粉対策事業を広く都民の皆さんや企業に周知」する本当の目的は知事選を控えた石原知事の事前選挙宣伝行為に当たるのでは、という疑念が沸く。わざわざ石原知事の写真をでっかく扱った理由はあきらかに選挙を意識したものなのである。
★ 今後は産業労働局農林水産部森林課に問い合わせしてくれ、と責任を逃れようとしているのが見え見えだ。担当者の名前を記すならフルネームにしなさい。

これ以上、都の担当や産業労働局農林水産部森林課に問い質すことはしない。回答の内容に期待がもてないからだ。しかし、227万円は石原知事の再選のための宣伝として消えた事だけは間違いない。


■ 自殺という他殺事件 2007年02月24日(土) 
 自殺として処理されたものが実は他殺ではないか、という疑惑事件が多発している。これらの事件の背後に巨大な権力の存在が浮かび上がってくるのだが真相追及はなぜか行われない。
 もんじゅ動燃事故調査チームのメンバーの一人が自殺をとげた不可解な事件について疑問を抱いた人がいる。「夫は本当に自殺だったのか?60歳主婦たった一人の戦い」と題して自らのブログに真相の一部を書いている「つぶやきいわぢろう」という人物がその人だ。裁判を1年間も傍聴して追及している姿を見るとなかなか気骨があるなぁと感心する。
 ブログの一部を紹介させていただく。http://blog.iwajilow.com/?eid=478124#comments
(引用、ここから)
この裁判は95年12月に高速増殖炉もんじゅでナトリウム漏れ事故が起こりました。事故直後に撮影されたビデオの映像が公開されたのですが、実はこれは編集済みのビデオでした。その後2週間ほど経ってからようやく編集前のビデオが公開され、これで全部と思いきや、まだ隠していたビデオがありました。

でもって、動燃(当時)が証拠のビデオを隠しをしていたと、かなり糾弾された事件です。当時、動燃の幹部がこのビデオ隠しを知っていたのかどうかがかなり追及されたのですが、理事長の記者会見の翌日、当時の調査チームのメンバーだった西村茂生さん(当時49)が自殺し、すべてがうやむやになりました。

ところが西村さんは30メートルの高さから飛び降りたにもかかわらず、遺体の損傷がほとんどありませんでした。そして、その死を疑問に思った奥さんが核燃料サイクル機構(旧動燃)を相手に04年に「安全配慮義務違反」で訴えたものです。
(引用、ここまで)

不可解な自殺の比較的新しいものを思い出すままに書くと…。
★ りそな銀行を担当していた会計士
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031162423&Action_id=121&Sza_id=C0
★ 「りそな銀行が自民党への融資残高が3年で10倍」というスクープ記事を書いた朝日新聞の記者
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/1483.html
★ ライブドアにまつわるエイチ・エス証券副社長
http://homepage.mac.com/nanto/iblog/C1843741637/E20060125132045/index.html
★ 動燃事故調査チームのメンバー
http://blog.iwajilow.com/?eid=478124#comments

さて、読者の皆さんはどう感じただろうか。


■ 「でっちあげの責任を取れ」 2007年02月24日(土) 
 今朝(2月24日)の朝日新聞社説は「全員無罪 でっち上げの責任を取れ」、東京新聞社説も「許せぬでっちあげ捜査」とどちらも“でっちあげ”という言葉を見出しに使っている。03年の鹿児島県議選の買収・被買収事件で、鹿児島地裁が元県議を含む12人の被告全員に無罪を言い渡した判決を読むと警察・検察のずさんな捜査に唖然とする。いやそれどころか「自白はでっちあげ」の疑いが濃いというのだから話にならない。
 朝日の社説は「捜査員が事件の筋書きを描き、それに沿って、強引に自白させる。いまだにこんなひどい捜査がまかり通っていたことに憤りを覚える」と、そして東京新聞は「でっちあげの捜査で無実の人を陥れるのは、法治国家で最も恥ずべきことだ」と指弾する。
 そこで植草事件だがこれも「でっちあげ」の疑いはかなり濃厚だ。朝日の社説風に書くならば「首相官邸が痴漢事件の筋書きを描き、それに沿って、強引に有罪判決とする」ということになる。「でっちあげ捜査で痴漢をやっていない植草氏を陥れるのは、治安国家で最も恥ずべきこと」なんであります。

朝日新聞社説 http://www.asahi.com/paper/editorial.html


■ 藤原紀香の大きな勘違い 2007年02月23日(金) 
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 女優の藤原紀香の婚礼衣装はなんと「十二単(じゅうにひとえ)」だった。レンタルではなく500万円で購入したらしい。新郎も束帯を身に着けていた。まるで聖徳太子だ。よく言えばお二人はひな人形の「歩く内裏様」だが悪く言えば「皇太子と皇太子妃のそっくりさん」だ。いや、もっと突っ込みを入れるなら明らかに皇室の亜流に過ぎないじゃないか。せっかくの祝い事に水を差すようで申し訳ないが庶民出身のお二人が皇室のまねごとをすることはないと思うがいかがなものか。もちろん表現の自由は憲法に定められているわけで何を着用しようが個人の勝手だがそれなら報道陣を招き入れての公開はしなさんな、とあえて言いたい。どうか気の済むように密かにおやりなさい。式を終えた紀香さんが十二単のまま記者に答えていたけれどどう見ても嘘くさかった。夢のようで騙されているみたいだ、と言いたかったのだろう、新郎が「ドッキリじゃないのか」と冗談めいて語ったそうだが、その言葉をそっくり私から紀香さんに送りたい。おっと、ついでに言えば紀香さんのブログに「お嫁にいきました」とあるのは何とも違和感を覚える。どちらかと言えば新郎より自立している花嫁の紀香さんだ。夫のもとへ嫁ぐ、という感じは少なくとも私たち一般市民は抱かないのではなかろうか。それを言うなら「私たち結婚しました」ではないのか。十二単と「お嫁に行きました」発言は紀香さんが過剰なまでに伝統にこだわり、しかも古風さを演出したのではないか、という推測が成り立つ。彼女がこれに固執した理由があると私は思うがここでは触れない。


■ 東京マラソンを選挙運動に利用した石原知事 2007年02月21日(水) 

grp0224084840.jpg 322×434 53K 石原都知事が東京マラソンを選挙運動の一環として利用したのではないか?という疑いを持った私は二つの週刊誌に注目している。その一つは週刊現代(3月3日号)。見出しはズバリこうだ。「『東京マラソン』は石原慎太郎の『3選対策大作戦』」。単なるマラソン大会のためにレース開始から終了まで7時間にわたって首都の心臓部は機能停止に陥った。前例のない10時間におよぶ交通規制が敷かれたため繁華街は商売あがったりだったはず。この損害を都は補償する必要がある。もともと補償する気などあるわけないだろうが被害を被った人たちの犠牲の上に成り立ったイベントだったということを石原知事は知るべきだ。
 さらに問題なのはマラソンコースが重要選挙区になっていたことだ。しかもフジテレビは気象予報士の石原良純をスペシャルサポーターとして起用し銀座四丁目に立たせている。天気予報とスポーツ中継のどこが関係あるのか不思議だ。雨模様が心配だから、では通る理屈じゃないことは確かだ。こんなところにも「身内に甘い」知事の体質がモロ露呈していた。
 週刊ポスト(3月2日号)は都が作った「STOP花粉」ポスターは選挙目当てじゃないか!と鋭く追及している。都がわざわざ花粉対策を宣伝するためにポスターまで作るのもおかしいがコブシをあげた石原知事を前面に登場させるのは理解できない。いや、これは明らかに都知事選を意識した事前運動だ。5万2000枚も刷ったのに選挙区の拒否反応が予想以上に大きかったため掲示は最小限になっているらしい。都庁のホームページのどこを探しても肝心のポスターが見あたらない。傲慢な知事もさすがに余計な波風を立てないように気を遣ったのかもしれない。しかし、こんなことで私はナットクしない。
そこで私は石原知事あてに5つの質問をメールで送信した。

(1)製作の意図
(2)印刷枚数
(3)印刷費(紙代なども含めて)
(4)掲示場所
(5)都のホームページに当ポスターの告知が見あたらないが告知しない理由
以上

★私の疑問に賛同する方は当質問状をそのまま都知事宛に送信することをお勧めしたい。

石原慎太郎知事への疑問・意見などの投稿は下記の順で行います。
トップページhttp://www.metro.tokyo.jp/index.htm都庁オンライン(ご意見募集)>→< 都民の声総合窓口>→<知事への提言 >。
いかにも役所らしく回りくどい。ダイレクトに<知事への意見・提言>を設置すべきだ。
★関連記事
JANJAN
http://www.janjan.jp/government/0702/0702190366/1.php


■ たけしセンセイに物申す! 2007年02月20日(火) 
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 嫌な予感が的中してしまった。植草さんを茶化したりしやしないか、という懸念がまさにその通りとなったのだ。
「ビートたけしの21世紀毒談」(第875回・週刊ポスト07.3.2)のテーマは「女性専用車」。見出しは「通勤の女性専用車でやりたい放題の女たちは、マジックミラーで覗けるようにしとけっての!」と自ら痴漢大好き人間を認めているもの。本文ではたけしセンセイらしい突飛なアイデアを披露する。
 「女性専用車を逆手にとって、全部マジックミラーにするのもいいだろう。女が無防備に大股開いて寝てる様子とか、着替えてる様子をじっくり覗くことができるというね。プロの風俗嬢を相手に、本格的な痴漢プレーができるってのもいいよな。その筋の人にとったら、風俗店に行って痴漢プレーをしたって全然興奮しないんでね。本物の電車で痴漢ができるんなら、幾ら払ったっていいっていう人もいっぱいいるよ。」
 ここまでならいつものたけし節として笑って読み過ごすのだが次のフレーズはちょいと黙認しかねる。
「あの植草センセイも絶対に喜ぶっての」
 これは明らかに植草さんを有罪とみなした発言であることは間違いない。そこでたけしセンセイに問いたい。アンタは植草事件の真相をどこまで理解しているのか、と。恐らく植草さんは喜ぶ所か怒ると思う。彼は優しい人だから決して汚い言葉などを発したりはしないはず。たけしセンセイだけはテリーナントカとか宮崎ナニガシとか弁護士の橋下&丸山ナニガシとか大谷ナニガシなどのコメンテーター、いわゆる“電波芸人”のみなさんとは一線を引く“骨太芸人”だと思っていたけれど今や彼らと同様に権力の小間使いに成り下がったようですね。
 植草事件は権力によるデッチあげである疑いが非常に濃厚です。たけしセンセイ、今からでも遅くはありません、どうかこの問題について真実を追究してください。次号ではこんな見出しはいかがでしょう。
「痴漢デッチ上げ事件に巻き込まれた植草さんをおちょくったオイラは反省しきりだってんの。ジャン、ジャン!」。

★週刊ポストに下記のとおり、抗議文を送信した。同意する方はこの文章をそのまま送信していただいて結構です。

「ビートたけしの21世紀毒談」(第875回・週刊ポスト07.3.2)への批判」
最終から12行目に「あの植草センセイも絶対に喜ぶっての」とありますが、これは明らかに植草氏を「やっているもの」とみなした軽率な発言だと思います。現在、係争中であり植草氏は無罪を主張しています。私も無罪を信じます。記事の訂正を求めます。以上

週刊ポスト
http://www.weeklypost.com/070302jp/index.html





■ 厚労相は野田聖子に決まり! 2007年02月03日(土) 
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柳沢厚労相の失言で国会審議がストップしているけれどそもそも「少子化問題」とは何か?
実は某宗教団体は信者に対して「産めよ増やせよ」作戦を密かに実施しているという。それを立証するかのように私の家の近所にも子ども5~6人という大家族の信者一家がいくつか存在する。彼らはこう宣う。「今産まれた子どもは20年後には有権者に成長するからみんな●●党に投票する。その結果、天下がとれる」と。
自民党が最も恐れていることはこのことなのだ。軒下を貸して母屋を取られるのは時間の問題ということだからね。
安倍首相の失敗は厚労相に野田聖子議員を任命しなかったことだ。子宝に恵まれず不妊手術までして子づくりに励んだ彼女の体験を活かすべきだった。今からでも遅くない、直ちに野田議員を厚労相に任命しなさい。刺客を飛ばした小泉と比べて安倍首相の支持は急上昇すること間違いない。


■ テリー伊藤はなぜ植草氏を有罪扱いするのか? 2007年02月02日(金) 
ある人物から貴重な内容のメールをいただいた。匿名で紹介します。

 昨日、車を運転していた時、カーラジオで日本放送を聴いていました。そうしたら、テリー伊藤が言っていました。『次回のゲストはあの「それでもボクはやってない」の周坊監督ですよ、冤罪についてたっぷりと話をしていただきます。でもね、植草教授は違いますからね、あれはまったく違う』とわざわざ念を押して言いました。まったく不自然ですね。テリー伊藤は郵政民営化・是か非かの衆院解散総選挙の実況中継のとき、某テレビ局のゲストに来ていて、中曽根弘文など郵政民営化に反対した政治家を悪辣きわまる者のようにこき下ろしていました。奴は竹中平蔵の子飼いとして動きましたね。
 このテリーが、今、話題になっている周坊監督の映画を話題にした時、誰も聞いていないのに、敢えて植草氏の場合は冤罪ではないと念押しすることは非常に不自然なことでした。まったく悪質な芸能人です。しかし、逆に考えますと、マスコミがこの映画の盛況で植草さんが話題になることを極度に怖れていることを感じますね。


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