■ 鳥越さん、ちょっとトンチンカンじゃないですか?
2006年12月29日(金)
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12月29日(金)テレビ朝日「スーパーモーニング」のコメンテーターが選ぶ今年の重大ニュースの中で鳥越俊太郎氏が「イラク戦争」をあげた。 他のコメンテーターがニュースを選んだ理由をしゃべっているところに割って入って「あのぉ、ちょっといいですか、イラク戦争は日本の国民は賛成したじゃないですか…」と切り出した。他のほとんどのコメンテーターが「賛成なんかしてませんよ」とただちに反論。鳥越さんは「・・・・・・」、司会の渡辺アナもフォローのしようがなく話題を変えた。一瞬、気まずい雰囲気が流れた。 鳥越さんのイラク戦争の認識はあきらかにトンチンカンなもの。この人、同番組の現地取材のために、フセイン大統領が米軍に拘束されたとする「穴蔵」に出向いてなんと中に入り込んでみせたことがある。穴蔵に入ったのは日本人では私が初めてです、とスクープを自慢してみせた。米軍の取材許可がとれたからこその取材のはず。いや、むしろ米軍当局から外務省を通じて穴蔵の取材をせよ、という密かな指令が出ていたかもしれない。いずれにしても日米両政府の意向を強く反映させた取材であったと考えるべきだろう。つまり、鳥越さんは当局の思惑通り動かされたロボットだった、と言っても過言ではないと思う。 すでに指摘し批判したことだがあえてもう一度触れておこう。鳥越さんはハリウッド映画「ユナイテッド93」の新聞広告にヨイショ・コメントを寄せている。(「最新パロディー」ジャーナリストの鳥越さんはいつからホワイトハウスの広報担当になったんだろう?2006.9.10) ことほど左様に鳥越さんはジャーナリストとしてはいかがなものか?と思うような言動が目立つ。
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