■ 清原が乱闘予告!
2006年04月23日(日)
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| あの辻本清美じゃないけれど清原は「死球のデパート」だ。死球の数は他を寄せ付けないほどだが、これって偉業なんだろーか。 その清原がまたまた死球を受けて退場した。軽傷で早くもバッティング練習を始めた清原はテレビのインタビューに答えている。「あの日はヨメさんの誕生日とチビ(息子)が見に来ていた。一打席目からああいうことがあった。18年間,がまんしてきた…」「いろんな人の非難や制裁よりも守るべきものを守らなきゃいけない。これからは(投手が)故意にしろ、そうじゃないにしろ命をかけてマウンドへ走って行き、そいつ(投手)を倒したいと思う」。 家族が観戦している前での死球退場が悔しかったのは分かるが、あの死球は避けられなかったのか?というギモンは残る。案の定、江川卓が23日(日)朝の番組で相棒の司会者、徳光さんの「投手は許せない」発言にあえて「清原選手はもっと避け方を上手くならなければ」と反論していたし張本さんも同様のコメントを発していた。 清原の「故意じゃなくとも倒しに行く」発言はメチャクチャだ。たとえ、ぶつける気がなくとも許さん、と言うのだ。だったら投手強襲の打球を打つ打者も許されないことになるんじゃないのか。体当たり宣言の清原は引退後、K-1選手として曙と対戦したらいい。 ところで安打製造機として多くの記録を残した前述の張本元巨人外野手は危険球を数えきれないほど受けたが投手を殴り倒すような暴挙に出た事は一度もない、と語っていた。松井やイチローも同じだ。これが超一流なのだ。清原は素晴らしい選手だが残念ながら”一流止まり”と言わざるをえない。 強面の清原が野球評論家に変身した元木のインタビューに答えていたが、仲のいい元同僚ということもあってかなかなかいい感じだった。 「ホームラン、打ちましたね」と元木が話しかけると「ヨメさんが誕生日だったので100万円のダイヤモンドよりホームランをプレゼントするほうがええやないか」と清原が答えると間髪を入れずに「ダイヤモンド一周の方がいいよね」と元木が冗談を飛ばした。「そうそう、そのジョーク、いけてるじゃん」と清原が笑った。白いものが目立つ髭の清原だが少年のような笑顔がさわやかだった。これこそが清等の実像なのだろうが清原自身は「コワモテ」をブランドにしてきた手前、心優しい清原を極力見せないように無理してきたようだ。清原よ、そんなに無理しなさんな。選手生活もそう長くはないのだから死球をくらったら「年とったんでとっさに避けられないんや。あまり年寄りをいじめるなよ」とヘラヘラしながら語れば国民死球栄誉賞は間違いないはず。
★オリックスの清原和博内野手(38)が21日、死球には暴力行為で報復するという“暴行予告”を行った。20日の日本ハム6回戦(東京ドーム)で左手に死球を受けた同内野手は精密検査の結果、骨折こそしていなかったものの、今後は「守るべきものを命をかけて守りたいと思う」として、再び死球を受けた場合「マウンドに走っていき、そいつを倒したい」と報復暴行を予告。前代未聞の威嚇発言に、球界では早くも非難が続出した。(sanspo.comサンスポ 2006年04月22日 更新 写真も)
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