■ 流行語大賞"属国"
2004年11月28日(日)
|
「パロディー・タイムズ」の名で今年5月にウェブ・サイトをリニューアル開設して以来、約半年でアクセス数が13万に近づいている。参院選の時に自民党スローガン「この国を思い この国を創る」を「あの米国を想い この属国を創る」と"添削"して差し上げたパロディーが大きな話題となった。この言葉が今年の流行語特別賞にノミネートされているとか。これは冗談だが...。 実は前述のサイトを10月から「登録制」(無料)にした。どんな人が見ているのかを知りたかったからだ。わずか1ヶ月で1500人をゆうに超える登録数に達している。今でも一日平均40〜50人だ。最若年が13歳の中学生。最高齢が87歳の元ジャーナリスト。平均年齢は30代〜40代。住まいの地域も日本全国、中にはハンガリーやエクアドルなどの外国もある。メッセージのいくつかを紹介しよう。「小泉の言動は矛盾に満ちている」「余計な圧力に負けるな」「閉塞感の強くなる中、パロディーは変革の気分にさせてくれる」「英国の政治人形劇みたいなテレビ番組が放送されるようになれば日本も民主主義が育った、と言えるのだが」「パロディーは世の中の毒でもありクスリでもあり油でもあります」「現実を笑い飛ばすアドレナリン・ドクター・マッドに期待する」「長崎生まれの被爆二世のせいか小泉・ブッシュは天災より怖い」。www.parody-times.com
(東京新聞「本音のコラム」11月28日)
|
|
|