■ 影武者ブッシュ
2003年11月30日(日)
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イラクに駐留する米軍部隊の将兵ら約600人と感謝祭の夕食を共にするためバグダッドに極秘訪問したブッシュ大統領が実は"影武者"だった、というにわかに信じがたい話が米民主党議員たちの間で囁かれている。本物の大統領はテキサスの牧場で家族とともに七面鳥に自らナイフをいれて晩餐を楽しんだ。イラクへ飛んだとされる飛行機は大統領専用機ではなく経費節減のため小型セスナ機を使用したともいわれている。影武者を確認するため急遽、アフガニスタン経由でバグダッド入りした米民主党のヒラリー上院議員は「よくできたメークで確かに顔は大統領にそっくりだが話す言葉がオーストリー訛りの英語だから、たぶん、シュワルツェネッガーさんが演じていたのかも....」と語った。罪のない多くのイラク市民の死傷者を出した誤爆や劣化ウラン弾などの惨状をまったく視察することなく故郷で休暇をとったブッシュ大統領に対して「腰抜けだ」「真実を直視せよ」の批判がイラク市民をはじめ世界中の人道支援市民団体などから出始めている。 (東京新聞「本音のコラム #40」 11/30)
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