食と健康

 自ら「糖尿病患者」となり改めて「食と健康」について見つめ直すことになった。同時に「医療のカラクリ」を知ることになり医者任せでは治るものも治らないことに気づく。さてさて、「これで良いんだろうか? 良いはずがない!」と自問自答。医療業界が隠したがる治療効果のある代替治療法や食についての情報を紹介していくことにする。ちなみに私は現在、インスリン注射なしで血糖値(ヘモグロビンA1C)が5.8となり正常値をキープするに至っている。

糖尿病患者からの訴え NO.12009.12.20
 私は60代後半になるまで病気らしい病気をしたことがなかった。血圧降下剤などの薬もいっさい必要としない生活が続いた。ところが09年3月、「糖尿病患者」として認定されてしまった。その前に兆候がなかったわけではない。掛かり付けの医者に毎月一回、血液検査をしてもらっていたのだが09年1月あたりから血糖値(ヘモグロビンA1C)が7になり年末には8を越えるほどに上昇してしまった。ちなみに正常値は6以下。数値的にはわずか2ポイントの上昇だがこれはただごとではないものなのだ。とは言ってもこの時は自覚症状もなく「大したことない」とタカをくくっていた。ところが3月、左足の親指が突然つってしまった。俗に言う「コムラ返り」というやつだ。さらに歩こうとして一歩踏み出したら軽く力が抜けるような感覚を覚えた。そして爪先に力が入らずなんとペタペタっと一拍遅れて地面に着くというなんとも奇妙な状態となった。同じ頃、就寝中の夜中の三時頃に左手の薬指がしびれたことがあった。医師のすすめで脳のMRI検査を受けたが幸い異常は認められなかった。しびれの主な原因は「加齢」だという。何でもトシのせいにされたのではたまらない、と思ったが「はぁ、そうですか」とその場では反論しなかった。掛かり付けの医師は念のため総合病院の糖尿病専門の医師の診察を受けたほうがよろしい、と言うのでお茶の水にある順天堂医院に予約を入れて診察してもらった。その結果、なんと血糖値が9から11に大幅に上昇していることが分かった。「合併症の恐れあり」と医師から脅かされた。心臓をはじめ膵臓などの内臓のCT検査をしたが幸い主だった異常は見られなかった。後述するが、合併症は死に至ることもあり非常に危険なものなのだ。
 私は今まで病気とは縁のないことを幸いだと感じつつもどこかで「病気になるはずがない」という慢心があったことも事実だ
 「糖尿病は不治の病」だというがこれは単なる「風説」にすぎないことも分かってきた。この「風説」を垂れ流しているのがこともあろうに医療業界だと言うことを知って私は「いったい、どういうことなんだ!」と驚きと憤りを感じた。
 私の糖尿病との戦いとともに「医療業界のカラクリ」について徹底的に言及していこうと思う。同時に「食と健康」についての「迷信」からの呪縛を解こうと考えている。



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