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蚊によるデング熱が大きな話題となっている。しかし、これは良く考えたほうがいい。アフリカやヨーロッパでは空港搭乗に際して「デング熱感染者入国拒否」に利用されているのではないか。我が国では「立ち入り禁止区域」を容易に作ってデモ隊を追い出したりするための予行演習ではないのか。ここで思い出すのが1968年に起きた「3億円事件」だ。約3億円を積んだ現金輸送車が偽の白バイ警察官に奪われた窃盗事件。1975年(昭和50年)12月10日公訴時効が成立し未解決事件となった。なぜ未解決なのか?それは政府によるやらせだから、という説がある。当時は学生運動が盛んで、「全学連」による過激な政治闘争が激しかった。「新左翼」という言葉がマスコミによって拡大された。事件現場となった三多摩地区には当時学生が多く住んでいたことから、一帯にアパートローラー(全室への無差別聞き込み)を掛けた。いわゆる「ローラー作戦」により警察において被疑者とされた者の数は十数万人に及んだ。3億円犯人捜索という名目の過激派一掃作戦だったことは間違いない。今回のデング熱騒動、とりわけ「代々木公園と明治神宮立ち入り禁止」は今後起きるであろう市民のデモ封じの予行演習ではないのか。デングウイルスに感染した蚊の存在はないにもかかわらず故意に恐怖を煽っているかも知れない。例えば、こんなことが考えられる。東京オリンピックに向けて反原発のデモが行なわれるとしよう。それを事前に阻止するために集合場所である代々木公園を封鎖する必要になる。そのために「危険な蚊退治」こそが立ち入り禁止の大義名分となる。
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