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普天間基地飛行場の移転先は北方領土に決定!2009.11.4
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 米国務省はクリントン国務長官と岡田外相の会談をワシントンで11月6日に行うべく日本サイドに連絡していた。12日、オバマ大統領の訪日に向けて事前に普天間基地問題の解決を想定していたものだが参院予算委員会の開催中に外相が不在となることを危惧した鳩山内閣の「訪米見合わせ」に国務省は不承不承、了解せざるをえなかった。
 もし、岡田外相がワシントンに飛んでいたらヒラリー国務長官に詰め寄られホワイトハウスの袋叩きにあうのが関の山。米国にとっては普天間基地の県外の「北方領土」はもちろん、まして「国外」に移転するなどはまさに“青天のへきれき”。いったい「国外」とはどこを想定しているのか、ということだ。自民党政府時代にはまったく考えられなかった発想だが、これを堂々と披瀝するところに民主党政権の怖い物知らず的スゴサがある。
 一方、オバマ来日の機をとらえて鳩山首相は大統領の重い腰を上げるように「是が非でも広島・長崎へ出向いていただきたい」と懇願&進言をするはず。

 それにしても鳩山首相が衆院予算委員会で野党から攻め込まれているのを見るに付け何か裏で巨大なチカラが動いているように見えてならない。そこへ持ってきて今朝(11月5日)の朝日新聞一面トップにデカデカと「小沢氏団体 虚偽記載の疑い」の見出しが踊った。国会での野党攻防というタイミングに合わせたものとしか思えないようなグッド・タイミングではないだろうか。これも巨大なチカラとの関連がありやしないか。さらに奇妙なことはブッシュ大統領がプロ野球の日本シリーズで始球式に登場したことだ。なぜ、今、このタイミングに来日なのか?単なる骨休み?そんなことはないだろう。巨大なチカラの意を受けて圧力をかけに来た、と見るのが妥当ではないか。

ズバリ言おう。民主党は米国の言いなりにならざるをえない、ということだ。今日(5日)現在までは米国の言うとおりに動かない鳩山首相に対して米政府はいきり立っている。ましてやオバマ大統領来日を間近に控えてだ。ここへ来て野党の民主党政権へのゆさぶりが激しくなったのは米政府の圧力、もっと言えばその背後にある軍産共同体=国際金融資本の画策によるものではないのか?彼らにとって基地の問題は絶対に妥協できないことなのだ。鳩山首相が米政府案をすんなり認めれば献金疑惑の追及の手はゆるめられるだろう。たとえ政権交代しても未だに日本の司法・検察は米国=巨大なチカラの意のままなのだ。

折しもキャンベル国務次官補が急きょ来日、今日にも岡田外相と会談する。「四の五の言うな!」と脅しに来たことは間違いない。

もう一度言おう。鳩山首相と小沢幹事長は米政府の圧力に屈せざるをえないだろう。もし、これ以上、頑なに抵抗すれば何かが起こる可能性は大なのだから。


 
★更新日程は下記の通り。(変更もあり得ます)

次回 11月9日(月) あの将軍様がノー・ベル平和賞受賞?
次次回 1月12日(木) オバマ来日はワクチン売り込みか?



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